支部総会報告 関東支部

関東支部長:IM63 河崎 隆

日時 令和元年6月15日(土) 14:00~17:15
会場 四ツ谷「主婦会館」
出席者 来賓 工業会学内運営委員長 小嶋啓介 教授
   機械工学講座 鞍谷文保 教授
参加者 会員56名

1. 支部総会

 71回目を迎える関東支部総会は、河崎隆関東支部長(産業機械工学科‘88[S.63])の挨拶で始まりました。
 はじめに、来賓として大学からおいで頂いた、小嶋啓介先生からご挨拶を頂きました。工業会における大学と連携した活動内容として、前身の福井高等工業学校(1923年創立)からの工学部創立100周年に向けて、大学のシンボルになるデザインコンペを工学部と協働で開催していることなどをご紹介頂きました。
 次に、この一年の間に亡くなられた会員のご冥福を祈り黙祷が行われました。
 続いて、河崎隆関東支部長が議長となり次の議案について決議が行われました。

  • 2018年度(H30)事業報告及び収支決算報告、会計監査報告
  • 2019年度(R1)事業計画及び予算計画について

 支部事務局から報告、説明があり、すべて異議なく満場一致で承認、可決されました。
 最後に、祝電の紹介などがあり、総会を閉会しました。

2. 講演会

 総会に引き続き、来賓の機械工学講座教授の鞍谷文保先生から大学の現況についてお話を頂くとともに、「音と振動を科学する -楽器から打音検査まで-」との演題でご講演を頂きました。
大学の現況に関しては、平成28年に工学部が5学科へ再編されたことにより学生が複数の専門分野を横断的に学習できる環境になっていること、福井大学の就職率が国立大学でNo.1を達成し続けていること、卒業生の3年以内の離職率が低く、企業からも人物を高く評価されていることなどをご紹介頂きました。
講演では、まず、フランスのバス・シェーヌ吊り橋の事故(軍隊が歩調を合わせて吊り橋の上を進行したことにより吊り橋が落ち大惨事となった事故)を例に共振のお話があり、続いて、建物の免震、車のサスペンション、ギター、シンバル、バイオリンなどの共振に関わる身の回りの音や振動のご説明がありました。バイオリンでは音階ごとに異なる部位が共振する様子など、多くの動画や図、イラストがスクリーンに映し出され、機械要素や楽器がどのように設計されているかを視覚的に学ぶことができました。

3. 特別企画

 今年も東京都に店舗を構える福井県のアンテナショップ(ふくい南青山291)に出張出店を依頼し、福井銘柄のお酒や郷土食、お菓子を会場で販売しました。とりわけ、福井で昔から馴染みの深い五月ヶ瀬、へしこ、けんけらなどが人気でした。また、懇親会のクイズの景品に用意した各種純米大吟醸酒も、会員の方々に大変好評でした。

4. 懇親会

 鞍谷文保先生の乾杯の音頭で懇親会に移りました。会員どうし久し振りに会ったことで、同窓の方々と話も弾みました。
宴会で盛り上がる中、本多弘徳さん(電気工学科‘67[S.42])の趣向を凝らしたクイズ大会が開かれました。難問の12題の二択クイズが出題され、合計得点の高い順10名に賞品として、河崎隆関東支部長の実家の味噌、アンテナショップのお酒などが贈られました。
 次回の再会を期して河崎支部長の締めで散会となりましたが、そのあと各系列で2次会も企画され、さらに話が弾んだと聞いております。

(文責:関東地区事務局 MH13 笹木俊男)

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