全国定期総会 金沢大会報告

日時 2022年6月11日(土) 13:00〜17:00
会場 金沢駅前「ホテル金沢」
参加者
(来賓) 福井大学長 上田 孝典 様
工学部長  福井 一俊 様
講 師   吉田 純一 様
講 師   永井 二郎 様
(会員) 堀 照夫 理事長 他46名
合計 51名

コロナ禍により開催中止が2年続き、3年ぶりの全国定期総会。北陸支部での開催は平成.24年以来、10年ぶりの開催となりました。会員の皆さま、金沢へようこそ!

定期総会

 司会の環境設計工学科H12年卒業 野村 和則氏の開会宣言に続き、令和元年~令和3年の間に亡くなられた会員のご冥福を祈り、黙祷が捧げられました。
 次に出席の来賓・役員・支部長の紹介があり、続いて、堀 照夫工業会理事長(繊維染料学科S44卒)より挨拶がありました。「コロナ禍が続いているが、工学部100周年は刻々と近づいており、肝心の募金が目標の半分しか到達していないので、会員皆さまのご協力をお願いしたい」旨、述べられました。
 続いて、上田 孝典学長よりご祝辞を頂きました。「国立大学は本年より新しい中期目標期間第4期6年がスタートした。第3期の業績は国立大学86校中、23位にランクされた。しかし、第4期からは医学部付属病院を持つ中小規模大学28校の中で評価を受けることになるので、気を引き締めて対処したい」旨、述べられました。
 次に総会に移り、規程に則り、議長として塚田北陸支部長が選出され、以下の議事に入りました。
(一)2021年度事業報告について
(二)2021年度決算報告及び監査報告について
(三)2022年度事業計画について
(四)2022年度支部事業補助費について
(五)2022年度予算案について
(六)工学部100周年事業への工業会からの2022年度寄附について
(七)2022・2023年度役員改選について
各々について本部事務局から報告・説明があり、すべて異議なく満場一致で承認・可決されました。
(八)工学部100周年事業の現況について
100周年記念事業実行委員会副委員長 永井 二郎先生より、スクリーンと配布資料を用いて報告・説明がありました。「現在、募金は目標の半分しか集まっておらず、記念事業遂行が厳しい状況にあり、皆さまのご支援を切にお願いしたい」旨、述べられました。

堀理事長のごあいさつ

上田学長のご祝辞

総会議長・塚田北陸支部長

100周年記念事業経過報告・永井先生

講演会

 「丸岡城/お天守の新たな知見と謎」と題して、福井工業大学客員教授・FUT福井城郭研究所顧問・工学博士の吉田 純一氏(建築学科S46年卒業)により、現存する日本最古の天守といわれる丸岡城の謎について講演されました。
 これまでは全国に現存する12の天守の中で、最古の天守とされてきた丸岡城だが、このほど現在の天守は寛永5(1628)年につくられたことが判明。新たな謎も生まれ、今後の課題が浮かび上がりました。

吉田先生の講演

吉田先生の講演/丸岡城

記念写真撮影

集合写真

懇親会

 北陸支部副支部長の三浦 裕氏による開宴あいさつに続き、来賓の福井 一俊工学部長(応用物理S55年卒業)よりご祝辞をいただきました。「コロナ下での授業では、“遠隔”と“面接”を併用する形となった。特に大人数の授業でコロナ定員を超える場合は、原則“遠隔”となった。両方が入り混じった方式は今後も進化し、発展していくと考えられる。一方、登校やクラブ活動を制限され、これまでの大学生活をかなりの部分で断絶された学生たちへの影響が気になる。」と、コロナ下での学生を気遣われました。
 次に、工業会 畑 孝幸副理事長(産業機械S46年卒業)の乾杯のご発声により、懇親会へと移りました。北陸支部総会では恒例となった宝田 真意氏(機械H1年卒業)によるピアノ演奏曲が会場に流れる中、出席者同士は久し振りに会ったことで話も弾みました。

懇親会の開宴あいさつ・三浦副支部長

懇親会の開宴あいさつ・三浦副支部長2

ご祝辞・福井工学部長

乾杯発声・畑副理事長

ピアノ演奏前の挨拶・宝田さん

ピアノ演奏・宝田さん

ピアノ演奏・宝田さん2

 宴もたけなわの中、各テーブルより選ばれた代表者により、順にテーブルスピーチが行なわれました。

テーブルスピーチ(福のテーブル)

テーブルスピーチ(井のテーブル)

テーブルスピーチ(大のテーブル)

テーブルスピーチ(工のテーブル)

テーブルスピーチ(業のテーブル)

テーブルスピーチ(会のテーブル)

テーブルスピーチ(全のテーブル)

テーブルスピーチ(国のテーブル)

テーブルスピーチ(定のテーブル)

テーブルスピーチ(期のテーブル)

テーブルスピーチ(金のテーブル)

テーブルスピーチ(沢のテーブル)

 そして、福井高等工業学校・工業専門学校校歌、および福井大学学生歌をCD伴奏に合わせて、各自が心の中で合唱しました。
 宴もたけなわではありましたが、万歳三唱に移りました。来年の全国総会担当支部の福井支部長 前側 宏氏(電気S45年卒業)により工業会の更なる発展を祈念し、上田学長と並んでの万歳が三唱されました。
 最後に、富山地区支部長 貴堂 泰輔氏(建築S43年卒業)から締めのご挨拶があり、次回の再会を期して散会となりました。

万歳のごあいさつ・前側福井支部長

万歳三唱・上田学長と前側支部長のご発声

閉宴のあいさつ・貴堂富山地区支部長

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