プロジェクトX

岩井 善郎 氏

左より岩井 善郎氏、大久保編集委員長

人・モノを潤すトライボロジストとして

岩井 善郎 氏 (産業機械工学科 S47年卒業)

 ‘プロジェクトX・福井大学版’ は、「母校の卒業生の中に偉大な仕事を成し遂げた人がいることを知り、母校に誇りと自信を持っていただきたい。特に若い卒業生に元気の出る話、心に勇気と感動を与える話を残したい」という願いから、平成15(2003)年発行の工業会誌第54号よりスタートしました。
 今回は福井大学理事(研究、産学・社会貢献担当)・副学長の岩井善郎氏にご登場いただきました。
 岩井氏は昭和47年3月に福井大学工学部産業機械工学科を卒業後、京都大学大学院工学研究科博士課程を単位取得退学し、昭和53年3月に福井大学産業機械工学科の教員に赴任、平成24年には工学部長・工学研究科長、平成25年からは理事・副学長を務められています。
 現在の国立大学は国の厳しい財政事情に伴う運営交付金の削減、少子化、それらに起因する大学間競争の激化など、年々厳しい状況のなか理事・副学長として活躍されています。
 また研究者としてはトライボロジー(摩擦・摩耗・潤滑)の研究に従事し、これまでに日本トライボロジー学会の副会長を、また平成22年には福井大学で開催された「トライボロジー会議2010福井」の実行委員長を務められました。是非この記事をお読みいただき、岩井氏が長年のトライボロジー研究から発見し進化させた「世界オンリーワンの表面強度評価法の開発とその中で学んだ人生の糧」は、皆さまに勇気と感動を与えることは間違いないと思います。楽しみにお読みください。

(第68号編集委員長 大久保 貢(福井大学アドミッションセンター教授 繊維染料学科S58年卒業))